【イベント報告】2/18(土)冷えとり薬膳×野草~自分の体質改善のヒントを得よう!~

春の気配が感じられるようになってきたとはいえ、まだまだ寒いこの時期。

冷えをテーマにした薬膳イベントを、ハーブ王子こと野草研究家の山下智道さんと開催しましたので、当日の様子を報告します。

「薬膳」というと、苦いものや熱いもの、なかなか手に入らない食材を用いるイメージはありませんか?

私はそうでした。

しかし、実際はそんなに大げさなものではなく、「自分の体が必要としているものを食べる」というシンプルなものなのです。このことは「医食同源」という言葉が象徴していますね。

スーパーで手に入るものでも立派な薬膳になるのです。


ここでまず大切なのは「自分の状態を知ること」。

例えば咳が出たら咳止めを、熱が出たら解熱剤を飲むように、症状を抑えることに慣れてしまっていると、自分の不調をじっくり観察するのは難しいかと思います。


今回はまず、自分のその日の状態知ってもらうために、体質チェックシートを記入してもらい、「冷え」の原因を探っていきました。


一言で「冷え」といっても、原因はさまざまで、大きくは以下の5つに分けられます。


A.パワー不足冷え

疲労、睡眠不足、汗のかきすぎ、極端な食事制限により、体全体を温めるパワーが不足しているタイプ


B.血不足冷え

長時間にわたるPCやスマホの使用による目や脳の使いすぎ、偏食、夜更かしなどで血の量が不足し、体の隅々まで栄養が行き渡らずに冷えているタイプ


C.ストレス冷え

ストレスや緊張により自律神経のバランスが乱れ、体温調節や血液の流れがうまくいかなくなり冷えるタイプ


D.ドロドロ血冷え

血の質が良くないため、血管の通りが悪く血行が悪くなっているタイプ


E.水たまり冷え

体内の水分の巡りが悪くなり、余分な水分がたまったために冷えるタイプ。


それをふまえ、季節の野草をふんだんに使った冷えとりランチ(お鍋、大根もち、焼きりんごのスイーツ、野草茶)をご用意し、タイプ別にお薦めする食材を自由にトッピングしてもらいました。




陳皮とはミカンの皮を干したもので、今回使用したのは、祖母の家で自然栽培で育てたものです。


陳皮の香りは気(生命エネルギー)の巡りを良くしてくれて、ストレスの緩和や自律神経の調整にオススメです。


(収穫前のみかんの様子)


ランチを食べ終わった後は、参加者から「体がポカポカになった」「汗が出てきた」という嬉しい声もいただけました。

今回のイベント内容が、皆さんがセルフケアしていく上でのヒントになれば、こんなに嬉しいことはありません。


次回の薬膳×野草のコラボイベントは、6/3(土)に行う予定なのでお楽しみに♪


Healthy LifeHacker

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